ホーム IIoT ITとOTの溝を埋める

製造業におけるデジタル化の概念は、ITとOTという2つの島の間に橋を架けようとしているように感じられることがあります。それぞれが相手を意識し、相手の重要性を理解しています。しかし、お互いに接続するというアイデアには抵抗があります。

ウェビナー「IT-OT Refresher Specifying Industrial Computers for Projects」では、この隔たりが一般的であることを確認しています。ストラタスのインダストリーソリューション担当シニアディレクター、ジョン・フライヤーは次のように述べています。”電子メールやERPタイプのアプリケーションを実行するITの世界と、オートメーションアプリケーションを実行するOTの世界とは、往々にして硬く隔たっているものです。”

製造業の次の段階であるインダストリー4.0に近づくにつれ、競争が激化する製造業の世界では、このような橋渡しが必要になってきます。何十年にもわたって伝統的なシステムを使ってきた企業が進化し、最終的にはITサイドに近い形になっていくでしょう」。このことは、新しいアプリケーションを導入し、より深い分析を行うことがますます求められるようになることを意味していると、フライヤーは共有しています。

ITとOTはしばしば異なる言語を話しているように見えますが、実際に統合されたデジタル化されたシステムを実行するとなると、両者の関心事は驚くほど似ています。

双方ともサイバーセキュリティに関心があります。IIoT (Industrial Internet of Things)の成長に伴い、ますます多くのデバイスが相互に接続されるようになっています。これは、ハッカーにとって多くのエントリーポイントを生み出す可能性があります。また、IT部門と製造部門の双方は、カスタムメイドの独自技術ではなく、業界標準に基づいたシステムを導入できることを望んでいます。IT部門と製造部門の双方が、需要に応じて効率的に拡張していくためには、このようなシステムが必要です。予定外のダウンタイムは、利益や生産を停止させる可能性があるため、重なる懸念事項でもあります。

ITとOTの架け橋となるための障壁や解決策について詳しく知りたい方は、IT-OT Refresher Specifying Industrial Computers for Projectsの全編をご覧ください。

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